企画力を高める

企画力を向上させる

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《秋元康氏に学ぶ企画のコツとは》

企画力、企画作成術…ビジネスの世界において、これほど難儀なことはない…と誰もが思うであろう。

そんな厳しい発想の世界にあって、作詞家：秋元康氏はヒットを連発している。

『おにゃん子倶楽部』で脚光を浴び、その後も『川の流れのように』や、『ジェロ』『AKB48』の企画・プロデュースで話題を呼んでいる。その数たるや枚挙にいとまがないほど。

しかし、彼はそれほど”企画”というものを窮屈に捉えていない…何故だろう？

秋元氏は著書企画脳 (PHP文庫)の中でも記してあるように、『企画とは作りだすものではなく、気づくものである』と説いている。

また、同著の中には『勉強、勉強と身構えてはいけない』とも記してある。そこが彼流の自然体における、彼ならではの着目点・企画力であることがうかがい知れる。

更に『マーケティングは役に立たない』、『面白い！と思う基準は自分』『恋愛だけは学習できない』等々、あるテレビ番組のインタビュいーなどでも、その思考術を明らかにしていた。

だからと言って誰もが秋元氏のようになれるとは限らない。しかし、真似から『自分でもできること』を探し出すことはできる。『自分の長所を活かす』ことはできるであろう。

『企画力とは気づき』であるならば、常日頃から”メモの習慣”なども大切になるであろう。

《天才は共通点が多い》

秋元氏は『自分は運がいい』という。これは”銀座まるかん”の創業者である斎藤一人氏を思わせるポジティブぶりだ。斎藤氏は”自分はついてる”という口癖や発想で成功したと自ら著書などで公表している。

このお二方に限らず、成功する人は常に前向きで、それは世界的心理学者：マーティン＝セリグマン氏のオプティミストはなぜ成功するかにも明らかだ。

また、『形にとらわれない発想』という面で考えると、かの有名な経済学者、P・F・ドラッカー氏とも共通する。世界中にドラッカーファンは多いが、その愛読者に『ドラッカーはどのような考え方の持ち主か？』と尋ねると大抵は『それは一言では言えない』という返答が返って来るほど。

自然体で気づきを大切にする…そういう”長所を大切にする”というポジティブシンキングが、ビジネス（人生）においての最大の要因になってくると我々は学ぶことができる。