フット・イン・ザ・ドア・テクニックを活用した交渉術・説得術

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一貫性の法則とフット・イン・ザ・ドア・テクニックの関係

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《フット・イン・ザ・ドア・テクニックとは、その活用例》


フット・イン・ザ・ドア・テクニック(foot in the door technique)…これは”一貫性の法則”を利用した心理的テクニックです。

文字通り、ドアの間に(営業マンの)足が挟まった状態を意味することから、『ドアは閉まらないようになってる=売れたも同然』という心理状態やシチュエーションを意味します。

人は一度承認したもの、意志決定したものは中々変えない(変更しない)という性質を持っています。

その性質を活用し、対話や交渉(商談)の中で、『YES』を相手に承認させた後、割と簡単でハードルの低い要求が双方との間で成立した後、(後日などで)本来の要求の度合いを少しずつ上げてゆくというものです。

一度(ハードルの低い・簡単な)要求は承認されやすいものです。その流れを交渉に用いるといったこの手法は、商談・交渉の現場において常套手段ともなっております。

その他の例としても、(町内の催しや、慈善団体などの)寄付などにおいて、一旦引き受けてしまうと、次・またその次…と寄付する習慣になってゆきますよね…。

何故、そういった状況に流れてゆくのか…

それは、

『一貫性をもつということが、社会(相手に)で認められること』

そういった心理が私たちの心の中で働くからなのです。

一貫性の法則を使った例はその他にもたくさんあり、試食・試供品・試着などをした時に、営業する側がそのメリットなどを話してゆくことで、ついつい買ってしまう状況になることがありますよね。


その他にも多い例として、フラッと入った洋服屋さんで、店員さんにほめちぎられると(買うつもりがなかったのに)いつの間にか洋服を買ってしまっている…それも一貫性の法則(フットインザドア)というテクニックにハマったことを意味するのです。


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