売り上げアップ、景気回復への循環

デフスパイラルから学ぶ、景気回復・売り上げアップの糸口

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《売り上げアップの対策と方法》

アップル社のCEO、スティーブ・ジョブズがこういうことを言っていた。

『美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈るとしたら、君は15本贈るかい？
そう思ったとしたら君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。
その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ』

日本国内ではデフレ（スパイラル）に陥り、”値下げ競争”が盛んとなっている。

例えばスーパーマーケットなどで『A店（競合）がこの商品を198円にしたのなら、うちは188円で…』というように、価格競争がし烈化していくのが日常的になってきた。

果たして、それだけで経営が成り立つだろうか？

日本の景気悪化の原因ともなった、デフレスパイラルとは”企業利益が少なくなり→給与が減り→買い控えが起き→価格を下げる”という一連の流れを意味する。

価格競争だけでは経営の陽転も、景気の回復も見込めない。

かの有名な経営学者P・F・ドラッカーは『顧客を創造せよ』と言った。それで成功したのが（国内で挙げると）ユニクロであり、マクドナルドではないだろうか。

特にユニクロ（ファーストリテーリング）のCEOである柳井正氏がドラッカーの愛読者であることは有名。読書しながら書きこむなどして、それらをビジネスに活かしきっている。

景気回復、売り上げアップ、社内経営の陽転とは、そういった視点や努力から実を結ぶのではないだろうか。