コードストロークのコツ(引っかかるのをなくす)

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コードストロークのコツ(特にアップの引っかかりをなくそう)

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コードストロークのコツ(引っかかるのをなくす方法)


ギターを始める上で、コードストロークは基本中の基本になりますが、意外とコツをつかむのは難しかったりしますよね。特に、「6つの弦に対して均等に弾けない」とか「アップストロークの際にピックが弦に引っかかってしまう」等々、「上手くなりたい」がゆえの悩みは尽きないものです。

そこで、このページでは”引っかかりの原因”を考え、それらを予防する方法と、”正確に弾くコツ”などを検証していきたいと思います。


≪アップストロークで引っかかるのは何故?≫

初心者の方の悩みの中で、意外と多いのが”アップ(ストローク、以下省略します)の際の引っかかり”ですよね。ダウン(ストローク、以下省略します)の際に思い切り振りおろしたのはいいけど、その返しとしてアップはつきものです。

そのコンビネーション(交互に弾くことをオルタネイトといいますが)が、様々なバリエーションを生みますし、カッティングやミュートなども活きて来ます。ですので、アップに強くなる・慣れるというのが上達への礎(いしずえ)になってきます。


≪弦をピックでなでるように、斜めに≫

これはあくまでも、言葉の表現としてわかりやすく記述しているものなのですが、弦に対してピックを少し(ほんの少しです)寝かす、つまり”斜めに入る”ようにしてみてはどうでしょう。

つまり、”手首を柔らかく使ってみる”ということです。手首が固定された状態ですと、アップはもちろんのこと、ダウンでも引っかかりを感じることがあるかも知れません。ベビーブーム世代(団塊の世代、ジュニア世代)の方ならわかりやすいと思いますが、昔の体温計は”振って水銀を下げてから使用”しましたよね。あの”振る感覚”です。

この感覚をご存知ない世代の方は、年配の方に尋ねてみてはいかがでしょう。


≪ピックは深く入りすぎてないか?≫

「引っかかる」というのは、”ピックが弦に対して深く入っている”ということの表れです。ストロークそのものが不安定(慣れていない)ために起こりうる、初心者の方特有の現象と言えますので、クセになる前に早い段階に解消していきましょう。

その解消法として、空ピックで”アップ&ダウン(オルタネイト)”を繰り返すという練習法があります。

ここでいう”空ピック”とは、”ブラッシング”という用語で、「コードを押さえた手を指板から浮かした状態(弦に軽く触れている状態)で、ストロークを”シャカシャカ”弾くこと」を意味します。コードは押さえなくてもよいので、弦に軽く触れて音が出ないようにすればOKです。

この際に、最初は空振りしても良いので浅く弦に触れる程度で徐々に調整していきましょう。その@時のひじの感覚(ギターボディの接着度)を回数と共に覚えていきます。この練習は音が出ないので思い切りできますし、回数を重ねていける練習法です。

これは私のアイデアですが、「テレビを観ながら練習する」という風に”ながら練習”していけば、飽きがくるという感覚もなくなりますし、疲労を軽減することにもなります。ただ、強くやりすぎて指先や爪をケガしないように気をつけて下さいね。


コードストロークの引っかかりを解決する方法 ≪振り幅を改善する≫

必要以上に振り幅が大きくなっていないかチェックしてみましょう。上手なギタリストほど振り幅は意外とコンパクトになっています。


大切なのは”正確さ”

それはエレキギターの16ビートのカッティングなどになると顕著です。つまり”6つの弦(もしくは弾きたい弦)”に対して正確にヒットすることが先決なのです。

目安としては、ギターボディの横幅程度で良いと思います。動画やDVD、ライブなどで色んなギタリストの手元をチェックしてみると、解決法が見えてくる・・・ということもあります。

アーティストによっては、大きく弾いている方もいらっしゃるかも知れませんが、初心者の方がいきなりマネするのは大変難しいことですし、ミスや挫折を招いてしまうので気をつけましょう。


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