8ビートと16ビート(ストローク)の弾き方と違い

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8ビートと16ビート(ストローク)の弾き方と違い


ギターのコードストロークの中心ともいうべき、8・16ビート。一番基本的な例や分かりやすい例と言えば、8ビートは8分音符で構成されているパターンであり、16ビートは16分音符で構成されているパターンとなります。

ですが実際に演奏するのはそういった単純なものではなく、そのバリーション・パターンはたくさんあります。中でも8分音符と16分音符が混在する場合も多々あります。でもその違いは一体どこにあるのか?その弾き方の実例とは?そんな疑問にお応えしていきます。


≪まずは弾き方・一例をご紹介≫
ギター8ビートと16ビートの弾き方の違い
”>”という印は”アクセント記号(強調して演奏する)”となります。



≪弾き方について≫

上記は4分の4拍子におけるコードストロークの一例(これ以外にもたくさんあります)になります。これはリズムスラッシュ(タブ譜内におけるストローク記号)を用いておりますが、わからない方のためにお話しますね。


パターン1の場合(1拍ずつ離して書きますと・・・)

↓ ↓↑ ↓↑ ↓↑
(ジャン・ジャカ・ジャカ・ジャカ)といった弾き方になります。


パターン2の場合

↓↓ ↓↓↑ ↓↑↓ ↓↓↑
(ジャンジャン・ジャンジャカ・ジャカジャン・ジャンジャカ)という感じになります。

※↓=ダウンストローク。 ↑=アップストローク。


≪図解の解説≫

上記の表の見方をお話していきます。パターン1・・・これは8ビートの弾き方の一例です。その内容は8分音符(4分の4拍子として、1小節を8分割した音の長さ)を中心とした弾き方になっております。

一方、パターン2・・・これは16ビートの弾き方の一例となります。赤い○印で囲んでいる部分が16分音符(1小節を16分割した音の長さ)が6つあることがわかります。



≪共に2拍目、4拍目にアクセントを置く弾き方ですが・・・≫

8ビート、16ビートという考え方は、ロックやブラックミュージックが台頭し始めたころからの演奏方法で、2拍目と4拍目が強調されます。それまではクラシックはもとより、カントリーミュージックなどにもあるように、1拍目と3拍目が強調されるのが一般的な演奏方法でした。

さて、解説にあるように、その違いは「8分音符を中心とした弾き方なのか?それとも16分音符を中心とした弾き方なのか?」にあります。ですので、
パターン1は8ビート。そしてパターン2は16ビートと捉えることができます(共に1つの例として挙げております。他にも様々なパターンがあります)。

また、捉え方として微妙な弾き方もあります。それは様々なところで色んな意見もあるかと思いますが、そういった場合は”リズムの取り方として8・16、どちらのリズムを体感して弾いているかの差”になってくると思います。

弦楽器の場合、音楽理論以外にも演奏する人によって(体感的なもの)異なるケースもあるので当然意見なども分かれてくることもあるかと思います。

実際、ドラムなどのリズム楽器だとその差は歴然としてきますが、ギターやベースのような楽器の場合はその差がわかりづらいという方も少なくないようです。

まずは基本をしっかりマスターしておこう!


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