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ギターのブリッジ

◆弦の張り方、その前に…◆


〜弦について学んでおく知識〜

ギターによって、張り方が異なるのでこのページでは一概にご説明できないのが残念ですが、
古い弦を取り外した時の経過(ギターを買った時の状態を、携帯電話の写メール機能で保存しておくなどして、覚えておいてほしいのです。

注意点として、

どれだけ巻いてあったか?(巻き数)

どこからどのように弦が通されていたのか?

以上だけを注意していれば、どのように張り替えればいいのかは理解できるようになってきます。


弦に関する詳しい情報はこちら



〜弦の巻き数とチューニング・メンテナンスの関係〜

参考にまでお話しすると、巻き数は最低でも2〜3回は巻いておきたいものです。それより多いとギターに負担がかかり、少ないと、チューニング(音の調節)が変わり易いという現象がおきてしまうためです。

ギターはヘッド側で支える部分(ナットと言います)に負荷が常にかかっていて、余分な負荷をなくすという意味でも、気をつけたいところです。

最近ではヘッド部分(通常は弦をまく部分)からブリッジ(通常は弦を最初に通す部分)へと逆に弦を通すギターも中にはありますが、通常ならブリッジ(ボディ側部分:上記画像を参照)⇒ヘッドという形に入れていく・交換していくということさえ認識していれば、大きな間違いを起こすことはないでしょう。

キチンとした楽器店では、弦を含めてギターが良い状態に維持され、弦のサビを防ぐグッズなどでケアされているケースが多く、又キチンと弦を張ってある状態で売られているため、その状態(初期状態)を覚えておく・知っておくのがベターだと思われます。

更にたまにしか弾かないという方は、弦をこまめにゆるめておく方がもちが良くなりますし、ギターに余計なストレスを与えずに済みます。その反対に、毎日のように弾くという方はゆるめなくても心配ありません。


〜ギターの状態を維持する湿度調節剤(材)なども〜

これは、ギターを保管していく上でケースに一緒に入れておくことで湿度を調整してくれるものです。乾燥しすぎるとギター(ネック部分)が反ってしまう原因になりますし、湿度が高い時はカビが派生する可能性があるので、こういったものを利用すると便利です。




〜メンテナンスグッズを有効活用〜

使用時にフィンガーイーズ(指のすべりを良くし、サビを防止するスプレー)などを使う方も増えておりますが、成分上過度な使用は良くないという認識がギタリストの間ではあるようですので、弾く直前くらいに控えておく方がよいでしょう(アマゾンのレビュー参照 )。

できれば、普段はレモンオイル(FERNANDES ナチュラルレモンオイルプラネットウェーブス レモンオイルなど)でメンテナンスをしてあげた方がいいかも知れません。
(※下記画像説明参照)

左の画像にあるのが前述したレモンオイルです。シリコンなど余計な成分を含んでおりませんので、ギターの指板(コード等を押さえるところ)を布に湿布して、汚れをぬぐうように拭いてみるとよいでしょう。

その際に使用するギター専用のクロス(布)も常に使用することをお勧めします。

こういったようにギターを弾いた後の軽いケアを継続していけば、良い状態で長持ちします。
(※直接塗っても大丈夫な場合がありますが、木材によっては劣化の原因にもなりますので、使用上の注意をよく読んでお使い下さい)

〜弦は”内側から外側へ(アコギの場合)”〜

アコギの弦を巻く向き 右の画像のように、左右三つずつ分かれている場合は内側から外側へ向けて巻くというのが常識的な方法ですし、何より見た目がキレイですし機能的です。

中には全部の弦がバラバラな向きになっていたりする方を見かけますが、あまりいいものではありませんし、演奏も大したことないって思われてしまいます。それではもったいない(苦笑)。

こういった弦の巻き方一つにしても必ず理由があってのことなので、その辺はマニュアル通りに従ってやってみることをお薦めします。

実は、巻き方一つで音が変わって来るんですよ。楽器って不思議なメカニズムが備わっているのです。

予備知識を学んだら、次のページへ…具体的にこんな感じで張り替えていきます。

ナイロン弦の交換(張り替え方)・知識に関してはこちらのページへ。


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