テクニック・奏法 |
簡単な解説 |
ピッキング |
指、もしくはピックで弦を弾く基本的なテクニックです。ダウンピッキングやアップピッキング、交互に弾くオルタネイトピッキングなどがあります。 |
ストローク |
ピックを使用して、複数の弦を上から下、下から上へと弾く基本的なテクニックです。レゲエなどでは独特のリズムで弾きます。様々なバリエーションもあります。 |
ミュート |
音を消す、抑える方法です。これはストロークでもピッキング、フィンガリングでも用います。手のひらの側面をブリッジに当てて消音する方法と、コード(弦)を押さえている手を緩めることで消音する方法があります。 |
カッティング |
奏でている音を切ることで、演奏を歯切れよくする手法を意味します。これもまた、手のひらの側面を使ったり、弦を押さえている指(手)を緩めることで織りなす技です。 |
ブラッシング |
別名”空ピック”ともいいます(空ストロークとは異なります)弦を押さえる指を少し浮かすことで、音を切ったりメリハリをつけることができます。 |
ハンマリング・オン |
指板の上で、ピッキングした直後に指を下ろすことで音階(例:ド⇒レなど)を上げるテクニックです。これはメロディーを奏でている時にも、ストロークの時にも幅広く用います。 |
プリングオフ |
ハンマリング・オンとは逆に、ピッキングした直後に指板から指を離すことで、音階を下げる(例:ド⇒シなど)を意味します。これも幅広く用いるテクニックです。 |
トリル |
上記の、ハンマリング・オン、プリング・オフを交互に行うことで、波のような旋律になります。しっかりと基本をマスターすることが必要となります。 |
スライド、グリッサンド |
指板の上で、弦を押さえたまま滑らすテクニックです。スライドは決まった位置から決まった位置へ。グリッサンド(グリス)は比較的無造作に行うのが特長です。 |
チョーキング、ユニゾンチョーキング、チョークアップ・チョークダウン |
弾くと同時に、弦を指板の上で吊り上げるテクニックをいいます。1音階上げたり、半音階上げたり、時としてそれ以上、それ以下のコントロールを指先で行います。左に列記されているのは、その関連テクニックです。 |
オクターブ奏法 |
例えて言うと、ドレミファソラシドの、最初のドの音と最後のドの音、この同音のオクターブを同時に弾くテクニックをいいます。ジャズなどでよく用いられています。 |
バイオリン奏法 |
またの名を”ボリューム奏法”といい、ピッキングすると同時にボリュームで音量を上げることにより、音がバイオリンのようになる弾き方です。 |
クロマチック・ラン |
ベンチャーズの”テケテケ奏法”のことです。ピッキングしながら、指をハイポジションからローポジションへと滑らせていきます。世界中の多くのギタリストが好むテクニックです。 |
アルペジオ |
コードを1音ずつ、もしくは分けて弾くテクニックをいいます。ピックを使って弾く場合と、指で弾く場合があります。 |
スリーフィンガー・ピッキング |
親指と人差し指、中指を使って6本の弦の中を駆け巡るように弾くテクニックです。上手な人が弾くと、一人で弾いているとは思えないほどになります。 |