B.B.キングの名アルバム・名演奏・名盤・名曲

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ライブ・アット・ザ・リーガル、モントルー...代表的なライブ

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《B.B.キング名盤》


B.B.KING…文字通り『キング・オブ・ザ・ブルース(King of the blues)』ブルースの王様である。

1925年9月16日の生まれだから、すでに80は過ぎている。しかし精力的にライブを中心に活動しているから驚きだ(2015年5月)。

1920年代と言えば、ブルースが形成された頃と言っていい。あの『伝説のブルースマン』である『ロバート・ジョンソン』が1911年5月8日〜1938年8月16日という時代を生きたのだから、B.B.自身も『ブルースの生き証人』であるとも言える。

ブルースはその後、ロックに多大なる影響を与えた。ロバート・ジョンソンの曲は、今でも多くのアーティストにカバーされているし、B.B.の曲も同様だ。
アルバム、デューシズ・ワイルド(試聴可能)の共演アーティストの顔ぶれを見れば、『世界中で最も敬愛されているアーティスト』であることがわかる。

彼の場合は、コード(和音)はほとんど弾かない。スクイーズギターと言って、『歌いながらソロ、リフなどを弾く技法』を用いている。

もちろん、彼は歌ばかりではなくインスト(インストゥルメンタル:歌なし演奏のみの楽曲)もやる。その泣きのギターがファンにはたまらないのだ。

B.B.KINGといえば、もうひとつ書いておきたいエピソードがある。あの世界最強と言われているロックバンド、U2との共演だ。

U2のアルバム『魂の叫び(試聴可能) 』に『When love comes to town』という共作(共演作)がある。U2のボーカルであるボノの声をはるかに凌駕する、B.B.の声…完全に食ってしまっているw

あの太く大きく響く声は、高齢の今でも健在だ。最近B.B.キング / ライヴ・アット・モントルー1993&2006 [Blu-ray] というライブ盤がリリースされた。これも合わせてチェックしておきたいところ…。


Live at the Regal Live at the Regal(ライブ・アット・ザ・リーガル)
1960年代、シカゴにあるリーガル劇場で収録されたもの。
ブルースアルバムとして、またライブアルバムとしては最高傑作とまで(ブルースファンの間では)欠かせない作品となっている。
最初の曲、”Every Day I Have The Blues ”や、二曲目の”Sweet Little Angel ”はその後も頻繁に演奏され、ファンの間でもおなじみの名曲である。
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ライディン・ウィズ・ザ・キング ライディン・ウィズ・ザ・キング
エリック・クラプトンとの共作アルバム。
クラプトンにとっては、B.B.は神様のような存在。それが一曲目の歌詞の内容に表れている。
その他にもブルースの名曲と共に、掛け合いのようなギタープレイが聴く人の心を捉える名盤。
最後の方に『ホールドオン・アイムカミング(Hold on I'm comin')』が収録されている辺りが面白い。
試聴できます
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One Kind Favor One Kind Favor
これは2008年の新しい作品だ。1998年にリリースされた、Blues on the Bayou を思い起こさせる、ブルースの渋いテイストを凝縮したアルバムといった感じの内容に仕上がっている。 レビューにもあるが、80を超えたB.B.ならではのタイトルや歌詞が心にグッと迫る。 いずれにせよ、今のB.B.を知りたい人にとっては、貴重なストレート・ブルース・アルバムだ。


私の様なひよっこが、ブルース界のキング(大御所)についてあれこれ語るのも、本当は野暮というもの。とりあえず聴いて、ブルースの世界にどっぷりとつかって頂きたい。


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