ジミー・ペイジの名アルバム・名演奏

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《ジミー・ペイジ名盤》


ジミー・ペイジと言えば、まず思い浮かぶのが”レッドツェッペリン”。歴史的名曲”天国への階段”のイントロフレーズは世界中の音楽ファンをしびれさせ、この曲は若い世代のアーティストにも受け継がれ、歌い継がれている。

ペイジのギターの特徴として、まず挙げられるのが”フレーズがキレイ”だということ。もっと言うと、ギターのリフ
(※短く覚えやすい旋律・メロディーのこと)が天才的であるということ。

彼の演奏はもとより、彼が作り出すそのリフは、聴く者の心を捉える不思議な魅力を放っている。決して難しいものではないので、昔から彼のリフを真似るというのがギターキッズの間でも通例となっている。

また、
ダブルネック(※ボディーから二本のネックが出ている)ギターを巧みに操るというのも、ペイジのトレードマークともなっている。一時期、彼を真似ようと日本のギタリストもダブルネックギターを所有するという現象が起きたが、今は落ち着いているようだ。(それほど使いこなすのは難しいし、ダブルネックとなると、持てあましてしまうことも少なくないので)

世界三大ギタリストと言われている、他の2人(エリック・クラプトンジェフ・ベック)に比べると、ペイジのギターは音色が繊細で、インパクトに欠けるかもしれないが、時間をかけて耳に・心にもぐりこんでくる力を持っている。

また、この3人が常に比較されるのは”ヤードバーズ出身”であるということにも起因しているからかも知れない。それにしても、その3人全員がギターの神様の称号を手にするとは…ロックの歴史はミステリアスだ。

レッド・ツェッペリン レッド・ツェッペリン
ツェッペリン時代の第一弾アルバム。すでにこの時点で傑作とも言うべき内容となっている。
各曲、ギターの雰囲気(曲の雰囲気)のバリエーションが豊富で、一曲目の”グッド・タイムズ・バッド・タイムズ”から、『ロック史の新しい船出』を感じさせる1枚。
あの時代にこれだけの作品を作り上げるとは…今聴くと、新鮮味と衝撃さえ感じる。(試聴できます
レッド・ツェッペリンII レッド・ツェッペリンII
タイトルにもあるように、二枚目のアルバム。ツェッペリンのファンの間では、このアルバムと翌年にリリースされた”レッド・ツェッペリンIII ”の2作品を最高傑作だと評する声も多い。
このアルバムに収められている、”ハートブレイカー”のリフが脳裏に焼き付いているギターファンも多いのではないだろうか。
これこそが『シンプルだけどずっと心に残る』ペイジのギターを象徴している。(試聴できます
レッド・ツェッペリンIV レッド・ツェッペリンIV
何度聴いても飽きない歴史的名曲”天国への階段”が収められているというだけでピックアップしたくなる1枚。
全体的にも、繊細かつパワフルな内容となっている。ロック好きな人なら、他の曲も何度か耳にして覚えているかも知れない。1枚を通して楽しませてくれるアルバマウ作り…他のアーティストも学ぶべき部分でもある。(試聴できます

これらの作品以外に、ソロアルバムをピックアップしたかったのですが、挙げだすときりがないのですが、アウトライダー あたりもかなり良いですね。

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