押尾コータロー

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押尾コータローから学ぶ


今まで、生ギターのイメージというのはあまり良くなかったという記憶があります。それを”カッコイイもの”に変えてしまったギタリストの一人が”押尾コータロー”さんです。

そのギターワークは独特の奏法から編み出されるサウンドにあるのですが、”とても一人で、しかも一度に弾いていると思えない”という”ギターの可能性”を感じさせる音色が彼のギターの特徴だと思われます。

さて、本題でもある”押尾コータローの魅力”に迫ってゆきましょう。


【あらゆるテクニックを駆使、アコギの開拓者】

ギター好きで押尾コータロー氏を知らない方はたぶんいないと思います。それくらい象徴的なアーティストでもある方ですが、特徴的なのがタッピング(ギターを叩くように弾く奏法)と、オープンチューニングや変則チューニングを駆使した奏法です。もちろんナチュラル(普通のチューニング)で弾くことも多いです。


NHKでも講師を担当

NHKテレビの番組でもギターの講師を担当。五線譜やタブ譜を使ったわかりやすい解説はかなり好評のようです。これは中級者の「もう一度ギターを弾いてみよう」という方を対象にしているもののようで、ちょっとだけレベルが高いものですが、初心者の方にもかなり参考になるのではないでしょうか。

参考映像(著作権上の問題等で削除、もしくは再生不能になる可能性もあります。その他の理由においても動作を保障するものではありません。)

動画投稿サイトへ(YouTube)


オープンチューニングに関してはこちらのページで解説していますが、他の特徴的なものとして、”DADGADチューニング”や”DADGAC”、”ドロップD”といったものを使用しているようです。しかし、ある作品において調べましたところ、ナチュラルチューニングの割合のほうが多かったですね。
そういったことからもわかるように、”まずは普通のチューニングで弾き込む、音を覚え込む”ことが大事だと思います。

youtubeを拝見して思うのは、押尾さんのコピーの多さ。全体的に音が雑であったり、基本ができていないケースが見受けられます。さらに、こういった複雑なテクニックができるけど基本の弾き方ができないという方も多いようです。

プロ志向であるならば、まずは”自分の音を知る、基本の音を弾ける”演奏家になりたいですね。趣味でコピーをされるのであれば、やりたい楽曲をやりたいように弾ければ楽しいかも知れません。

ただ、基本をはずれ過ぎてしまうと、いつかは行き詰まります。
皆さんには長く続けてほしいので、基本を徹底することをお勧めします。

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