トミー・エマニュエル |
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トミー・エマニュエルから学ぶ◆ここ数年、ネット上でも話題になっているギタリストがいます。その名も”トミー・エマニュエル”。しかし、”あまり聞いたことがない名前だなぁ”という方もいらっしゃるかも知れません。 あの”日本を代表するアコースティックギタリストの名手”である”押尾コータロー氏”も絶賛し、尊敬するギタリストの一人と発言しているほどの存在であることからわかるように、その技量も並外れたものであることは想像できます。 ◆トミー・エマニュエルも押尾コータロー氏同様”アコギの名手”として知られているのですが、時としてエレキギターも手にすることも。しかし、何と言っても独特なギター使いをするトミー・エマニュエルのギターは”これ、ギターですよね?”というほどのサプライズ演奏をします。元々オーストラリアのスタジオミュージシャンで、ベースやドラム(パーカッション)なども演奏していたことからもこのギタースタイルは納得がいきます。 とはいっても、常人の域ではないので覚悟して視聴しましょう(笑) ◆さて、本題でもある”トミー・エマニュエルの魅力”に迫ってゆきましょう。 【世界一と称される、アコースティックギタリスト】 ◆あの押尾コータロー氏に”世界一のギタリスト”と言わしめた実力の持ち主。速弾きはもちろんのこと、ハープを奏でるような独特の”ピッキングハーモニクス”や、トミーエマニュエルならではの”ギターパーカッション”は他に類を見ないほど。 ▼参考映像▼(著作権上の問題等で削除、もしくは再生不能になる可能性もあります。その他の理由においても動作を保障するものではありません。) 動画投稿サイトへ(YouTube) メリハリをつけた、強いピッキングを練習するために… ◆彼のテクニックをすぐ真似ることはできないかも知れませんが、しかし着実に近づくことはできます。まずは、ご覧のように”ピッキング”をはっきり・しっかりと弾いているいることは参考になると思います。 一般的な傾向として、初心者の方や独学で学んだかたは、弾き方が弱いケースが多いです。 というのは、自宅で練習していると”近所迷惑になるから”との心理が影響して音が小さくなってしまうのです。それは致し方ないことなのですが・・・。 そういった場合(弊サイトの独自的な考え方ですが)サイレントギターなどを活用すると音の抑揚をつける練習になります。 (※イヤフォンをつけて練習できるアコースティックギターです) ヤマハ サイレントギター ナチュラル SLG110S ギターの音、という観点だけでお話すると、弱い弾き方が習慣化してしまうと、次第に音の全体的な表情に抑揚が見られなくなってしまいがちになります。つまり、”音の強弱の幅が狭くなってしまう”という現象になってしまうのです。 そういった意味でも、常日頃から”しっかりと強く弾くこと”で、生ギターの場合は特に音色がよくなります(上記のサイレント商品ではなく、一般的なギターという意味で)。 アコースティックギターは、ボディー、つまり胴板の振動が音の大きさや鳴りの良さに影響することから、店売りの状態というのは完成されたものではなく、アコギの音作りは弾き手によって完成されるものと思って頂ければと思います。 トミー・エマニュエルの使用ギターについて。 ◆上記の画像(動画)などでごらんになってみても、「彼がどこのメーカーのギターを使っているのだろうか?」という関心はギタリストなら誰でも抱くことでしょう。 トミー・エマニュエルが使用しているギターは「メイトン”Maton”」というギターブランドで、価格的に安いものでも ⇒メイトンギター取り扱い店舗(品切れの際にはご容赦ください) 彼の出身がオーストラリアであることが知られていることと同様、そのギターメーカーもオーストラリア製ということなのかも知れませんね。その他のギタリストにおいてもそうですが、自分が憧れるギターヒーローであれば、「どんなギターを使っているんだろう?」とか、「どんな弦を使用してるのだろう?」という興味は尽きないと思われますし、音質という意味では大変参考になりますね。 トミー・エマニュエルの使用弦について。 ◆インタビューの中で彼は、こういっています。「常に同じ弦を張っているワケではない」と。時にはダダリオを張ったり、GHSを張ったり、ジョン・ピアースを張ったり・・・」ということでした。そしてまた、その弦の太さ(硬さ)ですが、意外にも012〜054のものや、013〜058(こちらはドレッドノートの場合)と、硬めのものを使用しているようです。あのハリのある音色はこういった弦から来ているのですね。 ついに!トミーモデルの弦が登場!(追記) ◆以前から様々な弦を使用していたトミーですが、この度マーティンから”Martin FX Tommy's Choice”という製品がリリースさました。近々通販でも見かけることになると思いますよ(一部の楽器店ではすでに市販されており、私も購入しました)。品質の上でもオススメできる弦の一つです。 このように、その一流アーティストのサウンド(音)に近づけるためにも、まずはツール(楽器・使用機材)を研究してみる、楽器屋さんで問い合わせてみる、試し弾きさせてもらうというのも上達の要素のひとつですね。そういったことも、今では音楽雑誌・関連情報誌などを通して知ることが可能です。 ▽Tommy's Choiceに張り替えて弾いてみました。 |
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