クラシック音楽のタイトルによくある「○長調」とか「○短調」。あれは何を意味するか、もしくはどういう違いがあるのか、ご存知でしょうか。
「長調」とはメジャーキーを、「短調」とはマイナーキーを意味します。ここまでお話すれば、ギターに取り組んでいる方はご理解頂けると思います。
そして、セットで出てくる「イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト」。これはキーの高さを意味します。
イ=A、ロ=B、ハ=C、ニ=D、ホ=E、へ=F、ト=G
例えば、「ト短調」というタイトルがついていたら「Gのマイナーキー」ということになります。
このように捉えると、クラシック音楽が身近に感じられますよね。
そこで少し疑問を持つ方もいらっしゃると思います・・・「♯(シャープ)がついた場合は?」。
その場合は「嬰(えい)」という文字がつきます。例えば、G♯mを基点としたキーの場合は「嬰ト短調」という表現になります。