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2012年2月アーカイブ

~ギタースタンドのおすすめ、その理由とは...~

ギタースタンドの選び方...そもそも、最初のうちは「ギタースタンドはなくてもいいや」と思ってしまいがちです。

壁に立てかけたりしてあると、お部屋のちょっとしたインテリア(?)にもなる(?)という発想の方も中にはいらっしゃるようですが...。

しかし、ネックの順反り、逆反りの記事でお話したように、日常的にギターを壁に立てかけるというのはメンテナンス上よくありません。 なので、ギターケースにしまっておくか(ソフトケースなら更に注意が必要ですが)、ギタースタンドを使用することをおすすめします。

そこで... 「安いから」との理由で、ギタースタンドを1つずつ購入してしまいがちですが(私もそうでした)、1つだけならまだいいのですが、2つあるとスペース的にもちょっと問題があります。

ギターを弾いていくと、新しいものが後々必要に(欲しく?)なるので、2本以上持っている(もしくは持つ予定のある)方は、下記のような「複数型スタンド」の方をおすすめします。


RockStand(ロックスタンド) 5GUITAR FLAT PACK #20881

 

上記のタイプは5本収容できます(ギターは横向きになります)これならば、一目ですべてのギターの状態が把握できます。

スペース的にも、(1つずつ購入・使用するより)スッキリします。 ギターは弾いている時よりもむしろ、弾いていない時、使用していない時のコンディション作りが大切なのです。

クラシック音楽のタイトルによくある「○長調」とか「○短調」。あれは何を意味するか、もしくはどういう違いがあるのか、ご存知でしょうか。

「長調」とはメジャーキーを、「短調」とはマイナーキーを意味します。ここまでお話すれば、ギターに取り組んでいる方はご理解頂けると思います。

そして、セットで出てくる「イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト」。これはキーの高さを意味します。

イ=A、ロ=B、ハ=C、ニ=D、ホ=E、へ=F、ト=G

例えば、「ト短調」というタイトルがついていたら「Gのマイナーキー」ということになります。

このように捉えると、クラシック音楽が身近に感じられますよね。

そこで少し疑問を持つ方もいらっしゃると思います・・・「♯(シャープ)がついた場合は?」。

その場合は「嬰(えい)」という文字がつきます。例えば、G♯mを基点としたキーの場合は「嬰ト短調」という表現になります。

ギターは、そのほとんどが木材でできていることから、とてもデリケートな楽器です。

また、弦が6本も張られているので、ネックの部分にかなりのストレス(力)がかかってしまうことは想像できると思います。

そこで、起きやすい現象として「順反り、逆反り」ということがあります。

つまり、ギターの表面(もしくは裏面)側にネックが反ってしまうことを意味します。

とはいえ、神経質になる必要もありません。

予防法として、長い間ギターを使用しない時は弦をゆるめて保管(ケース内もしくはスタンドで)しておくと問題はありません。

また、高温多湿のところや直射日光は避けた方が良いでしょう(夏場の車の中などに長時間放置しておくことなどは避けたいです)

もしネックが反ってしまった時の対処法としては、トラスロッド(詳細は動画の中で解説)が内臓されているギターの場合は六角レンチなどの工具を使用して簡単に修正できますが、あまり多用しない方が良いです。
(トラスロッドの回転数にも限りがあるため)

基本的には予防を心がけ、日ごろから簡単なメンテナンスを行っておくことをお勧めします。



よく「ギターの練習を1日休むと、その技術を取り戻すのに3日かかる」と言われています(日数は諸説あり)。

ギターに限らず、楽器全般はすべてそう言われています。その理由は、「楽器で使う筋肉の動きは、日常で代用されることはありえない」というところにあります。

ギターは特に、指の動きの組み合わせで成り立っています。また、日常ではありえないほど素早く動かすこともあります。

ある医師によると、「優れたギタリストの指の神経は通常の数倍通っている」といいます。

それほど、独特の指の動きをすることにより、その部分が進化していく...ということになるのです。

わかりやすく例えると、エクササイズ(運動)に置き換えて考えてみてはいかがでしょう。筋肉を使っていないと、急に運動をすると筋肉痛を起こしますよね。それと同じです。

初めてギターを手にした時、複雑なコードを押さえようと練習をした後は、筋肉痛に似た軽い痛みを覚えることもありますよね。

様々な分野の専門家が言うように、筋肉や頭脳、人間のありとあらゆる機能は使えば使うほど進化します。ですが同じような動きばかりになってしまうと、進化の速度は低下します。

新しいコードにチャレンジしたり、新しい技術や新しい曲に取り組むと、無意識のうちに(指の筋肉が)新しい動きを身につけていくので気付かぬうちに進化していきます。

逆に休んでしまうと(想像以上に)退化してしまう...ということなのです。

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