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ギターの買い方・選び方
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ギターで音階を理解、基礎となるドレミファソラシドの弾き方を動画で解説。

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基本ストロークテクニックを動画でわかりやすく解説。

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2010年11月アーカイブ

初めに覚える基本ギターコード表...他ページでも掲載しておりますが、こちらのページをご覧の方にもわかりやすく掲載致します。 chord-cdefgab.jpg chord-minor.jpg

よくコードブックに載っている、シャープ(♯)やフラット(♭)記号のついたコードは、それぞれの押さえ方を1フレットずらす(シャープは高い方に・フラットは低い方に)ことで出来ます。(※今回は基本ローコードをご紹介しましたが、慣れてくるとハイコードを学ぶ必要が出てくるので、ギターコードブックの一冊は持っておきたいものです。

植村花菜さん...ヒット曲"トイレの神様"で注目を集め、紅白出場も決定したことで話題になっている"2010年を代表する顔"。

トイレの神様はこちらのアルバムに収録
わたしのかけらたち (DVD付)

植村さんは以前から『弾き語りが大変上手い歌手』として話題にはなっていた。

テンポは4分の3拍子で、コードもメロディーも至って単調ではあるが、曲のストーリー性と彼女の歌唱力(抑揚のある歌い方)で聴く人の心を惹きつけてやまない。

『ギターで弾き語りをすること』を目指す人にとっては、お手本になる歌い方でもあるので(そういった視点で)観ることもオススメします。

ギターの演奏自体はそれほど難しくないけれど、植村さんの場合はしっかりと(フレーズを)弾いている。

ライブなどを観ると特にわかりますが、リズムなどにもブレが少ない(ほとんどない)。

弾き語りとなると、『歌かギターどっちかに力が入ってしまい、全体的におかしくなってしまう』という悩みを持つ人も少なくないでしょう。

では『どちらに焦点を合わせるのか?』となると『歌』であると答えておきたい。

聴き手は"歌を聴きに来ている"のだから、歌がブレては元も子もない。

とはいえ、まずは(ステージに立つ前には)しっかりとギターも弾ける歌い手になりたいものですね。

プロギタリストの練習時間...ギターをこれから始める人、すでに始めている人にとって、ちょっと気になるものです。

『1日にどのくらい練習すれば、あのレベルになれるのか?』

そう思いながら、プロを目指している人も少なくないでしょう。

そこで、プロのギタリストとの会話や、インタビュー記事などからわかったことは...

『8時間~10時間程度弾いていることも日常的』なのだそうです。

ある有名ギタリストの例...

『(メトロノームを使って)ストロークの練習だけで2時間程度』

と、基本練習にそれだけの時間を費やすのだそうです。

ライブ演奏となると、(本番だけでも2時間は)延々と(リズムを乱すことなく)弾き続けなくてはならない...。

『そのためには単調な練習を長時間やることも必要』

とのこと。

ギタリストによって練習方法に個人差ありますが、

『(好きだから)続けられる』というのが一番大きいそうです。

『弾いていたら時間があっという間に過ぎてしまった』

アマチュアの方でもすぐに取り入れられる部分というのはこういったところではないでしょうか。

以前にバンディロ(バンデイロ)についての記事を掲載しました。

今回は"ギターパーカッション"についてのお話です。

アコースティックギターの第一人者と言われている"トミー・エマニュエル(tommy emmanuel)"。彼はドラマーでもあることから、パーカッションの技術にも秀でています。

本人による基本的なインタビュー動画から、実際のライブでの映像を観てみると、

『あ、自分にもできそう』

という気になれるから不思議♪(笑)

彼のようにはすぐにできる訳ではありませんが、ちょっとしたアクション(音)を入れるだけでも演奏のアクセントになります。
(観客の反応も面白いですよ)

実演とインタビュー動画。

ライブによる実演。

エレキギターの強み、それは音を(演奏法やエフェクターによって)変化させることができるところにある。

アコースティックギターにはアコースティックギターの奏法や強みがあるが、今回はエレキギターの強みや演奏法について触れたい。

"ボリューム奏法"というものがある。別名"バイオリン奏法"と呼ばれているものだ。
(実際、どちらかで呼ばれている演奏法)

『ピッキングする(弦を弾く)⇒ボリュームを上げ下げする』ことでバイオリンの音色のような柔らかい音になる。

更にストラトキャスターなどのエレキには"アーム"と呼ばれているものがある。

それを使う演奏法を"アーミング"と呼ばれている。

『ピッキングする⇒アームを上げ下げする』ことで音階を上下させることができる。

いわゆる(押えている弦を上下して音を変える)"チョーキング"と作用が似ている。

それら演奏法を駆使した動画があるので参考にしてもらいたい。

ジェフ・ベックがオペラで有名な"Nessun Dorma(誰も寝てはならぬ)"を演奏した時の映像だ。

このメロディーを普通に弾いたのではつまらないものになるが、ジェフがあらゆる奏法を取り入れることでこういった滑らかで感動的なものに仕上げた。

下記のアルバムに含まれています。

エモーション・アンド・コモーション(スペシャル・エディション)
エモーション・アンド・コモーション(スペシャル・エディション)

Tal Wilkenfeld(タル・ウィルケンフェルド)、ジェフ・ベックのツアーでベースを務めたことで一躍有名になった若手女性ベーシスト。

それ以前にもチック・コリアなどにツアーに参加し、スティーブ・ヴァイやオールマン・ブラザーズ・バンドとも共演しているという。

1986年生まれという、この年齢と下記に貼付した演奏を照らし合わせると、将来が末恐ろしいミュージシャンとなりそう。

今回はライブの映像をピックアップしましたが、ベースのソロでこれだけ喝采を浴びるケースはそうそうない。

彼女は日本では『タルちゃん』の愛称で親しまれ、ファンも多い。

また、アーティストとしてもアルバムもリリースしている。

Transformation
Transformation

音楽史においても代表的なギタリストの一人、ジェフ・ベック。

意外な映像をyoutubeで見かけたのでアップしました。

日本でのテレビ出演は大変珍しく、しかも『鍋を囲んで...』という純和風な設定。

そんな中でジェフ・ベックはお箸の使い方(握り方)が驚くほどキレイで、上手。

会話の中で『車の修理なども自分で行う上で、あらゆるツールを使うからなのでは?』と自らを分析しています。

とかく世界的演奏者だと指先のケアに神経を使うものですが、ジェフの場合はそれほどナーバスではないとか...

『あまりにもナーバスになるとかえってケガをしてしまうから』というのが彼の意見・考え方なのだそうです。

とても謙虚で、紳士的、その場の雰囲気に合わせて答えるところからも、その大きさを感じさせてくれる映像でした。

その他に、エリック・クラプトンやサンタナを伴ったワールドツアーの話、スティングとのツアーの話しなど、夢のような内容でした。

最後にボトルネックを使った幻想的な曲、NADIAを演奏してしめくくっているものです。

いつも感じますが、ジェフのバンドのメンバーのレベルもやはりすごい。

ユー・ハッド・イット・カミング
アルバム"ユー・ハッド・イット・カミング"を試聴

パンデイロ(パンディロ)とは、サンバなどで使われるブラジル風のタンバリンのこと。一部では"ブラジリアンタンバリン"とも言われている。

一般に知られているタンバリンと異なるのは、ヘッド部分(叩く部分)が皮で出来ているということ。そしてチューニング機能があるということ。

更に、裏面にテープを貼ったりして音を調節したりすることもある。

一時期、ユニクロのCMで山崎まさよしさんが叩いていたのもパンデイロです。覚えている方もいらっしゃるでしょうか。

叩き方(演奏法)にも特徴があるのですが、それは下記に貼付した動画でご覧下さい。

また、トミー・エマニュエルなど一流ギタリストの一部では、こういったリズム楽器が得意なアーティストが多いです。

技を応用して、ギターパーカッションを演奏の合間に取り入れる...ということも可能ですね。

パンデイロ。

LP LP3010【Rio Wood Pandeiro 10
LP LP3010【Rio Wood Pandeiro 10"】

基本的な叩き方。

パンデイロの達人、ロン・パウエル(Ron Powell)

≫ブラジリアンパーカッション パンデイロ CD付のわかりやすい教科書≫

ライトハンド(タッピング)で始まる出だしに、いきなりテンションも上がる♪

誰でもスティーブ・ヴァイのように弾けるわけでもないけれど、『あぁ、このように弾きたいなぁ』と(憧れる人は)モチベーションも上がると思います。

ヴァイのライブ時(特に野外では)大型扇風機を自身の目の前に設置してロングヘアーがフワッとする演出がある(ファンは御存知のように)

3:00前後にあるようなベース⇒バックギターの速弾き&掛け合いが面白い。

アマチュアの方でも、こういった形で演出を施せば、(単調に演奏するよりも)ライブ時代が盛り上がるのでは?と思います♪

4:50~にある、ちょっといたずらっぽい演奏も面白いかも知れない♪

外国のアーティストはこういったことをライブ演奏時に行っています。

ギターで会話する...それが演奏家の真骨頂なのかも。

IBANEZ 1000SV-GR スティーブヴァイピック×50枚 Ibanez JEM77-FP2 Steve Vai Signature Model

弦の硬さや太さ...ギターを弾けるようになると、そういうことが気になってきます。

近年、楽器屋さんで売られているギターに張ってある弦は"ライトゲージ"がほとんど。
(※アコースティック・エレキ共に)

一定期間弾いていると、次第に音の張りがなくなってきたり、弦自体にツヤがなくなってくることがあります(サビや劣化)

プロであれば頻繁に弦を交換するのですが、アマチュアで毎日弾いている...というのであれば、1~2ヶ月に1回程度は交換したいものです。

その時、(吊るし:買った状態)の弦で弾いてみて、違和感を感じるようであれば、他の種類(硬さ:太さ:メーカー)の弦に替えてみる必要があります。

さて、その時に気をつけるべきこととは...

◎弦の硬さ(ちょうど良いようであれば同じ硬さを選択、そうでない場合はエクストラライトゲージなど他の硬さを選択)

◎弦の太さ(同じ硬さの弦であっても、メーカーや商品によって太さが異なります)

太さで言うならば、パッケージに書いてあるものを部屋の目につくところに掲示しておくといいと思います。
(例 .009 .011 .016 .024 .032 .042 と言ったように1~6弦ごとに太さが表記されています)

また、弦高(アコギの場合:弦と指板の間隔、幅のこと)の調整は、ブリッジ(ボディー側で弦を支える部分)をサンドペーパーなどで削ることによって、高さを調節できます。

以上のようなことを念頭において、自分が弾きやすいギターへとカスタマイズしていくのも上達への近道となります。

ちなみに...

◎エレキギターの弦で(一流プロなど)多くのプレイヤーに利用されているのは、アーニーボールなど。

◎アコースティックギターでいうと、ダダリオマーチンが有名です。

フランジャー、フェイザー、そしてコーラス..."揺れもの系エフェクター"として同じような効果を与える機材です。

とはいえ、微妙な違いがあるので、少しお話していきます。

【フランジャー】

基音(原音となる部分)と共に音が揺れるような感じ・効果を与えます。
Dunlop MXR エフェクター FLANGER M-117R


【フェイザー】

基音を基軸とし、基音はそのままで基音の周りが揺れるような感じとなります。
MXR ( ダンロップ ) M-101/Phase90 定番のクラシックフェイザー

※専門的な説明はややこしいので省略します。


【コーラス】

基音を基軸とし、厚みをもたせた状態で音の揺れの効果をもたらします。
MXR M-134/STEREO CHORUS

以上、簡単に説明しましたが、聴き比べてみるのが一番だと思います。

また、(各種エフェクター)の設定の状態でもかなり変化が出てくるので、試奏をしてみたり、動画を参考にしてみるなどして、その特性を把握しておくと(エフェクター選択に)便利です。

フランジャー...エフェクターの中では"揺れもの系"と言われている効果のある機材。

文字通り、"音を揺らす"ことを目的として使用するものです。

下記に貼付した動画を観るとその差がわかると思いますが、動画の見方として『BYPASS』とは『(接続はしているが)エフェクター機能オフの状態』を意味します。

その後にツマミを調整しながら、演奏するとエフェクト使用時(オン)と未使用時(オフ)の違いがわかると思います。

【エフェクターのつなぎ方】

フランジャーやフェイザーなどの"揺れもの系"は、(ギターから見て)歪み系よりも後(アンプ寄り)で、空間系(ディレイなど)よりは前の位置に並ぶことになります。

多数エフェクターを使用する方にとっては、(種類にもよりますが)ちょうど真ん中あたりに位置することになると思います。

Dunlop MXR エフェクター FLANGER M-117R

何の考えもなく、ただ音を出すという瞬間を君の人生に作ってはいけない。たとえ音階練習であっても、そこに音楽があると信じ、音楽を作りなさい。
藤野栄介氏著:指揮者の知恵 (学研新書)より)

藤野栄介氏は、エルミタージュ音楽財団のエグゼクティブディレクターであり、ノーザン・フラワーズ(ロシア)国際音楽祭総監督でもあります。

この言葉の中に、音楽と人生との共通点(人間が編み出したものである以上、すべてつながっているものですが)をしみじみと感じます。

私たちが楽器(ギター)を始める動機は人それぞれ...その中で必ずやることになる"音階練習(基礎)"。

それを淡々とこなすのか、その中に音楽を見出すのか...で、その音を奏でる感性や雰囲気が変わってくるのだという風に私は受け止めました。皆さんはどうでしょう。

楽器のみならず、一つのことに習熟していくと二手に分かれます。

『慣れや勢いで演奏するようになる』か『一音一音を大事にするようになる』か...

良い音を奏でるためには、後者でありたいものですね。

コーラスというエフェクター...これはフランジャーやフェイザーと同類と言える、"揺れもの系"もしくは"モジュラー系"と言われるものです。

下記の動画を参照してみるとわかりますが、(アルペジオなどで)クリーントーンを演奏することもできるし、ちょっとレート(つまみ調整)を変えることで音にかすかな"揺れに似た残響"をもたらすこともできます。

カッティング(バッキング)にも多用できるので、使い方によっては幅広く活躍できるエフェクターです。

【エフェクターのつなぎ方】

他のエフェクターに比べるとアンプ寄りに接続することになりますが、オーバードライブなどの歪み系よりアンプ寄りで、ディレイなどの空間系よりは手前という並び方が一般的です。

コーラスに関しても、安価なものから高価なものがあるので、サンプル音を参考にしながら選んでいきたいですね。

MXR M-134/STEREO CHORUS
サンプル参考動画。
(MXRのエフェクターに関するものですが、コーラスがどのようなものか理解することができます)

Dunlop MXR エフェクター MICRO CHORUS M-148
マイクロコーラス試聴動画。
(上記のものよりシンプルで安価なコーラスですが、性能はさほど変わりません)

≫その他のエフェクター・コーラスを調べる。


ディレイ...エフェクターの中ではポピュラーで、その人気は"オーバードライブ"や"ディストーション"と並ぶほど。

元々(言葉の意味が)『遅れる』ということから、『弾いた音が遅れて発する』もしくは『やまびこのように音が出る』という効果がある。

U2のギタリストTHE EDGEが使用していることでも有名(デジタルディレイなど)。

彼の場合はクリーンな音でディレイをかけるという手法が多いようです。

ディレイを使用すると、どうしても(アンプの)リバーブを大きくかけたくなるものですが、その辺は少し抑え目にしたほうが良い音作りができるでしょう。

【エフェクターのつなぎ方】

ディレイは"空間系・残響音系"と言われているもので、そういった系統のエフェクターは(他のエフェクターに比べ)アンプ寄りに接続します。

専門的な部分は省略しますが、"~系エフェクター"と言われるものをどの辺に並べるか(接続するか)はしっかり学んでおきたいところですね。

参考サンプル動画。
(※メーカーの差こそあれ、大きな違いはありませんので参考になさってみてください)

MXR ( ダンロップ ) M-169/ANALOG DELAY カーボンコピーアナログディレイ ※台数限定専用ACアダプター付
他のエフェクターに比べ、ディレイは少し値段が高いです。≫ネットでディレイの値段・メーカーを比較検討する。

ハーモニクスピッキング...チェット・アトキンスも用いていましたが、最近ではトミー・エマニュエルが用いる奏法で有名になってきました。

ハーモニクスとは倍音のことで、ギターでは5・7・12フレット(開放弦)で鳴らすことができます。

そう、あの"ハープのような音色のこと"です。

その特性を生かして、(右利きの場合で解説:左手様々なコードを押えることで)そのぶん(右手でピッキングするところを変えて)ハーモニクスの音色を奏でていきます。

この奏法は、人差し指がポイント...

(開放弦:どこも押えていない時)に、12フレットの上を人差し指で触ります。それ以外の指(中指や薬指)で(人差し指が弦に触れたと同時に)弾きます。

その繰り返しをすることで、ハープのようなハーモニクスピッキングが可能となります。

日本国内では、押尾コータローさんも多用しています。

トミー・エマニュエルがわかりやすく解説。
(※要領だけつかめれば、後は練習あるのみです)



≫トミー・エマニュエル(tommy emmanuel)作品一覧へ。

アコースティックギターの名手、トミー・エマニュエルのよく演奏する曲"ギターブギー(guitar boogie)"をわかりやすく、ゆっくりと解説しています。

この曲を完璧にマスターするという目的で視聴するのも良いし、『どのようにすればコードチェンジが円滑にできるのか』とか『プロはどのように指を使っているのか』をチェックするのも良い...

また...ただ単に『あぁ、いいなぁ』と観賞するのも良い♪

このように(漠然とでも)何度か観ていくうちに"ギターの音の構造"がわかってきます。

(ライブよりは)ちょっとゆっくり目ですが、実際はこの程度の速さでトミーは演奏します。


ハーモニクスとは"倍音"のことを意味します。

ギターチューニングをする際に、倍音(ハーモニクス)を活用することにより正確な音に調節できるという(ギターの)構造になっています。

多少ギターを触れるようになったら気づくと思いますが、

『5・7・12フレット』の弦を(触れる程度・指板に届かない程度に押えて)弾いた後にそっと(押えている指を)放すと、高音を奏でることができます。

これを倍音といいます。

倍音について詳細をお話すると、科学的な論述になってしまうので省略しますが、実際に楽器を奏でてみて『あぁこういうのが倍音っていうんだ』と実感できれば何の問題もありません。

その音の特質を活かした弾き方・奏法をハーモニクス奏法というのですが、その一例を一流ギタリスト"トミー・エマニュエル"のレッスン動画を通して感じて頂ければ幸いです。

名曲"angelina"の最後に演奏される部分です。
(彼はオーストラリアのギターメーカー"Maton(メイトン)社製"のものを使用しています)


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