今回の東北・関東大地震を通して『私にも、俺にも出来ることはないか』と熟慮している方は多い。
そんな中で、『チャリティーライブ(イベント)をやろう』と計画しているというお話もよく見聞きします。
そこで、現代ならではのチャリティーライブを一部ご紹介します。
従来、チャリティーライブの開催は"会場を借りて、お客さんを集めて、募金してもらう"というのが流れでした。
今は"ネット社会ならではのチャリティーライブ"もあるようです。
アーティストの泉谷しげるさんが、3月19日にインターネットの動画中継サイト"ustream(ユーストリーム)"を使って24時間ライブを行ったという形だ。
泉谷さんは、演奏をしながら動画画面に日本赤十字社の募金先のアドレスを表示して、募金を呼び掛けるという方法を取った。
ただ、この方法は誰もが出来るというものでもない。
泉谷さんという信頼できる著名アーティストだからこそ出来るというのもあるだろう。災害時には募金詐欺も横行しやすいからだ。
私たちがチャリティーライブを個々に立ちあげるのもいいかも知れない。それが私たちの出来ることであれば...。
▼もしライブ・イベントを行うのであれば...
会場を提供してくれるところがあり(もしくは安価で自分たちで費用を負担できるところ)、安全に健全に活動できる環境を整えることが可能なこと。
私も以前行ったことが何度かありますが、それが第一条件だと思います。
そして何より大事なのが"手弁当で行うこと"です。
あまり大がかりにやり過ぎると、どうしても経費がかかります。経費がかかり過ぎるライブでは『あぁ、その分被災地に送れば良かった』という後悔の念にかられることも無きにしも非ず。
そしてフライヤー(告知用チラシ)を作成する際には、チャリティーの収益の送付先(日本赤十字社等)を予め決めて明記しておくこと等々...
どこまでも、あくまでも"被災地のために一番良い方法は何か?"を念頭においてアクションを起こしたいですね。