マイナーブルース(minor blues)とは

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マイナーブルースとは!?


マイナーブルーズとは一体...

マイナーブルーズ(ブルースと発音する方の方が多いですが)と言ってもピンと来ない方も多いと思います。

通常のブルーズ同様、一回り=12小節で成り立つ形ですが、ちょっと味がある雰囲気を醸し出すのが特徴的。

メジャーコードを使った、一般的によく知られているスリーコード(ブルーズコード)で演奏すると、ロックにもなりますし、盛り上がり&明るい雰囲気にも成り得ます。

一方、マイナーキー(マイナーコード)を使用するので場合によっては哀愁が漂うようなを醸し出すことができますし、ジャジー(ジャズっぽい)印象を受けると思います。

曲ごとによって、また演奏者によって空気がガラリと変わるのもこのコード進行ですので、取り組むことで幅が広がると思います。



流れとその仕組みについて。

B.B.KINGの”Thrill is gone.”などに代表される流れですが、コードを書き出すとこのようになります。(
下記、キーはBm、4分の4拍子で)



 
|   Bm7   |      |      |      |

 
|   Em7   |      |  Bm7  |      |

 
|    G7   |  F#7  |  Bm7  |      |

※空白欄はそのままのコードで弾き続けてみてください。

Bのマイナーキーで設定し、循環・展開してゆく形ですと上記のようになります。
移調:キーを変えたい場合は、こちらの表を使ってみてくださいね)

雰囲気だけつかんでしまえば、後はキーを変換するだけですので、その辺りはメジャーキーと同様に、ギターを弾きながら自分自身で一覧表を作ってみるというやり方がいいでしょう。

そういったコード表を買って来るのも近道ですが、返って自分で作った方が、その間音が自分のものになってくるので、出来ればそちらを推奨します。



弾いてみることで、その仕組みを体で覚えよう。

ギターのみならず、楽器の演奏理論は頭で覚えようとするよりも、体で覚えることの方が多いです。

絶対音感などもその一例で、いくら理論で覚えようとしても、音を学ぶ習慣には敵いません。

音叉(チューニングフォーク)を持ち歩くなどして、プロのミュージシャンも音感を忘れないようにしているくらいですから、アマチュアである方はもっとも大切にしたいところですね。


動画ではCmのキーで解説しております。合わせてご覧頂くと流れがわかりやすいと思います。


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