楽器の演奏、弾き語り、朗読...youtubeのアップローダーを使用すれば、ウェブカメラからも録画できるので、とても便利。
自分が演奏する音や、歌声は演奏時・歌唱時には中々気づかない点がたくさんあります。ですからこういった機能を時折使用することでチェックすることも必要ですね。
歌の最中と後で聴いてみるのとでは、聴こえ方が異なってきますし...。
『自分って、下手だなぁ...』から始まり(笑)
やがて『ここをこうすれば、もっとバランスが良くなる』といったように具体的な解析ができるようになる。それが客観性ということにつながり、上達していくことになります。
一流アーティストを観ていると、自分自身に対してかなり厳しいです。それゆえ、そのレベルに達すると"歌っている最中に修正できる"という能力さえ持ち合せている...それこそ、メジャーリーグのイチロー選手みたい。
《声を出すだけで100以上の筋肉が働く!?》
アン・カープ氏著、梶山あゆみ氏訳で有名な「声」の秘密という本の中に、
「こんにちは、お元気ですか」と言うだけでも、100を超す筋肉が無意識のうちに協調し、心の思いを外に開放してくれているのだ。
とあります。
『弾き語りをするなら、立った状態の方が良い』と言われてるのは、"歌う"をいうことへのバランスを説いているのでしょう。
足でキチンと踏ん張れている時は、声もキチンと張れることの方が多い。
よく、応援団が声を張り上げる時に下半身をグッと固めるのは、そういうところから来ているのかもしれません。
歌う...とても奥深いですね。