弾き語りをする際、ピアノにしてもギターにしても、『(楽器を)弾くこと』と『歌うこと』の両方に集中しなくてはなりません。
そのどちらもより良いものにするために、それぞれに分けて練習するのが良いとされていますが、今回は『歌う』ということに特化してお話します。
ギターの弾き語りは『(ストラップを使って)立って歌う』場合と『座って歌う』場合があります。
歌いやすさ、やりやすさから言って『どちらが優れているか?』というと個人差もありますが『立って歌う』方が声は出ます(出しやすいです)。
極端なことを言うと"低い椅子"もしくは"椅子に深く座る状態"だと歌いづらいものです。
もっというと、(深く座った状態だと)お腹が圧迫され、腹式呼吸がしづらいからです。なので椅子に座って歌う場合は『浅く座る』方が歌いやすいのです。
合唱団など『歌うことに特化した練習』を経験した方は御存知かも知れませんが、歌うということは上半身がリラックスし、下半身がしっかりした状態がベストです。
そして若干つま先に体重が乗っている方が良いと言われております。
アーティストのライブを見るとわかるように、アップテンポの曲(弾き語り)は立って歌うケースが多く、バラードの場合は座って歌う方が多いかもしれません(例外ももちろんあります)
座って弾き語りをする場合は、リズム(テンポ)を少しゆったり目で歌うと丁度よい雰囲気になります(歌いやすくなります)。
弾き語りも、最初のうちは、そこまで意識する必要はありませんが、いつもゆとりを持った声で歌いたいものですね。
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