音楽家と文学...古来からこの二つは、切っては切れない関係にある。
ベートーベンの"歓喜の歌"は、詩人シラーの"歓喜に寄せる"を元に作られたとされるエピソードは大変有名な話。
アメリカのロック界のボス、ブルース・スプリングスティーンのアルバム"ザ・ゴースト・オブ・トムジョード"は、スタインベックの"怒りの葡萄"をモチーフに作られたという。
日本の音楽界を見てみると、長渕剛は相田みつをを尊敬しているとしているし、浜田省吾はトルストイやサリンジャー、吉野弘などの作家(詩人)を好むという話をインタビュー上でしているし、宇多田ヒカルは自らのホームページで川端康成や夏目漱石、宮沢賢治の詩を好むと記している。
以上、ご紹介したものは、もちろんほんの一部にしかすぎない。
一流アーティストの作品の背景にあるもの...
『優れた作品に触れることで優れた感性が開花される』
そういうことをつくづく認識できるエピソードだ。
▼浜田省吾が愛してやまない詩人とは。
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