歌作り、曲作り...プロでもアマチュアでもこれほど苦しくて楽しい作業はない。
音楽にのめり込んでいくと、リリースの可否に関わらず、曲を書きたくなる(作りたくなる)衝動にかられることも少なくないですね。
さて、そこで今回は『歌の作り方』についてお話していきます。
よく見聞きする"詞先・曲先(しせん・きょくせん)"つまり、『歌詞が先か、メロディーが先か』...これはその人それぞれの感性次第です。
同じ人でも『曲が先行する時』と『詞が先行する時』があります。
また、ちょっとしたリズムから曲作りがスタートすることもあります。以上のことからわかるのは『形にとらわれない』ということです。
いずれにせよ、アーティストがインタビューなどで言及するのは、『作ろうと思ってホイホイできるものではない』ということ。
また更に面白い感覚にも言及しています。
『詞がメロディーを連れてくる』
『メロディーが言葉を連れてくる』
といった表現...これは"なるほど!"って思いますよね。
詞(言葉)を作り上げて眺めていると、それに適ったメロディーが浮かび上がってきます。
メロディーを作り上げて何度も聴きこんでいくと、それに適った言葉が伴ってきます。
更に、曲作りの環境・心理状態に関して、アーティストの浜田省吾さんがこのようにお話していたのを思い出します。
『人は満たされた状況の方が曲を作りやすい』
確か、このような意味合いのことを雑誌のインタビューでお話していた記憶があります。
その反面、漫画家や作家の方々のように『〆切りに追われてモノづくりをしていく』ということもあるでしょう。それで作れるというのは大きな才能だと思います。
もちろんアーティストも曲作りに〆切りを迫られる訳ですから、同様な状況に置かれることも多々ありますよね。
"自分の感受性が曲を紡ぎだし、言葉を紡ぎ出す"
例えアマチュアの方であっても、この醍醐味をもっともっと楽しんで頂きたいですね。
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