歌の作詞・作曲...アマチュアの方にとってはあまりピンと来ない話題かも知れません。
逆に、プロの方であっても歌う(もしくは演奏する)ことを専門としている方は、行う機会があまりないとも言えます。
いずれにしても、『作詞・作曲する』ということは、感性をフル活用します。歌唱・演奏する感性以上に自分の中のものを膨らませて行く...いわゆる"音楽の中での最大の創作作業"な訳ですから。
▼私が何故、このような話をするかと申しますと...
既成の楽曲を歌ったり、演奏することは、少々練習すれば出来るようになります。その内容が『上手・下手』というのも一つの判断基準でしょう。しかし、そのオリジナルを作り上げた人には敵わないのです。
自分の中の全体レベルを上げて行くためには、日々の練習はもちろん必要です。さらにその中で自分の演奏を録音するなどして、チェックし向上させていくことは更に大事でしょう。またさらにその上をいくためには、『自分で作り上げること』をオススメします。
ものを作り上げる豊かさを持ち合わせると、実際にそれを演奏する際に音色が変わって来ます。音色は心の有り様をそのまま映し出しますから、やはりクリエイティブな作業は同時進行して行った方が良いということなのです。
実際、生み出すことは大変なものですが、作り上げてみると目に見えて自分が成長したことが感じられます。
それはどの世界でも同じです。
しかも、音楽は私たちの生活の中で一番よくなじみ、メロディーを作ろうと思えば鼻歌で作れるし、詩(詞)は普段の言葉を組み合わせていけば...比較的容易にできる作業でもあります。もちろん、良いものを作るとなると大変なものですが。
その喜びを見出すことで、取り組み方や視野がさらに広がっていくのがわかります。
コメントする