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譜面の読み方: 2011年5月アーカイブ

『譜面が読めるようになりたい/書けるようになりたい』

これは音楽が好きな人、音楽を志す人なら誰でも願うことであり、『英語が話せるようになりたい』という"憧れ"と似た要素ですね。

譜面(楽譜)の場合、英語が話せるようになるよりも数段早く身につくものです。

何故なら、

基本的な譜面であれば、音符/休符の記号と音階を知っていれば、読める(書ける)ようになるからです。

もちろん、まずは"ト音記号・ヘ音記号"は知っておくべきですね(音の位置を示す記号ですので)。それとリズム(4拍子など)拍子記号も、もちろん必須です。

その辺は『読めばすぐ覚える』ことでもありますので、あまり苦労はしないと思います。

やはり問題は"音の長さ:音符/休符記号"かと...


譜面の読み方、書き方のコツとしては、"書き写してみる"ことです。

この方法に取り組むポイントとしては『知っているメロディー』であることが重要です。

知っているメロディーを口ずさみながら譜面を写し書いていく...すると『どの音符(休符)がどの程度の長さなのか?』が徐々にわかるようになってくるのです。これは音階という部分でも同様ですね。

ですので、いきなり"難しい曲"から入らずに、童謡などで音符の少ない"簡単な曲"を書き写してみることをオススメします。

CD付 ひと目でわかる かんたん楽譜の読み方

音楽用語でカンタービレ(表記:cantabile)という言葉があります。

これは発想記号というもので"~のように"というような"表現方法"を意味したもの。

カンタービレの場合は『歌うように』という意味の発想記号ということになります。

この他にも発想記号は数多く、

カプリチョーソ(capriccioso)『気まぐれに』

ドルチェ(dolce)『柔和に、柔らかく』

エスプレッシーボ(espressivo)『表情豊かに』

等々、一般的に使用されているものでも30~40種類近くある。

このように、楽譜の読み方は、単に音符や休符、音階だけで成り立っているのではなく、その楽曲の表情やリズム速さなども専門用語で表記されていることがわかります。

知れば知るほど面白い楽譜の読み方...少しずつ学ぶことで奥深さを感じることができますね。

のだめカンタービレを通して音楽の深さを知る。

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