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ギターの買い方・選び方
初心者の方、これから始める方へ、基本的なギターの買い方・選び方を動画で。

ギターのコード表一覧
大きく分かりやすい表で、CDEFGABのメジャーコードからマイナーコードまで。

ギターのチューニング方法
音叉(チューニングフォーク)を使った基本チューニング方法を動画で解説。

ギターでドレミの弾き方
ギターで音階を理解、基礎となるドレミファソラシドの弾き方を動画で解説。

ギターストロークの基本テクニック
基本ストロークテクニックを動画でわかりやすく解説。

エフェクターの種類と特徴について
エレキギターに使用するエフェクターを動画で視聴できます。その特色を知りセレクトしよう。

ギターのメンテナンスについて
ギターメンテナンスの専門家が動画で解説する、メンテナンス、弦の張り方、カスタマイズ方法。

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youtube動画によるギター講座
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ギターの買い方・選び方: 2012年1月アーカイブ

今まで、当サイト(ブログ)でも、他のサイトでもギターを選ぶ方法を理論上で述べているところは多い。

それは基礎的な知識(やや専門的な)を要することが多いので、少し調べて知ることがあっても、いざとなると(メモでもしない限り)忘れてしまうことが多い。

「それではもっと効率的な方法はないものだろうか?」

と、私も考えました。

私自身、ギターを弾き始めて20年以上経っても、新しいギターを購入する時は数時間、本数にして10本以上のものを試し弾きます。それは今後も変わらないと思いますが、そこでは何を比べているのでしょうか。

答えは簡単。

「音」です。

良いギターを買いたければ、(お店では)値段の高いギターから手にとっていきます。それが良い音を発するものであればラッキーです。そうすることで「音の比較対象」になるからです。

ギブソン、マーティン、フェンダーのビンテージやシグネイチャーモデル等々...楽器店には名器がズラリと並んでいます。

そこで、初心者の方ほど尻ごみをしてしまいます。もったいない。

店員さんにもよりますが、中には「弾いてみますか?」と、高級ギターの試し弾きを勧めてくれる店員さんもいます。そういう時は思い切って弾いてみましょう。

そういったチャンスを繰り返すことによって、「本当に良い音を知ること」ができます。これが一番重要です。

いつまでも遠慮して、安いギターの音ばかりに慣れてしまうと、本当に良い音がわからなくなってしまい、「高いお金を払ったのに、ハズレギターを買ってしまった」と(後で気付き)後悔することがあります。それを避けるために「良い音を知っておく」のです。

音を知っておけば、(ブランドで買いたいと言う気持ちもわかりますが)良いギターと出合う確率が高くなります。

私の体験談になりますが、楽器店でギターを選んでいる時のお話ですが、(他のものをたくさん弾いた後に数を絞って)ギブソンの名器と言われたものと、タカミネのギターを比べ弾いたことがありました。ブランドからすればギブソンを選びますが、私は音で選び、タカミネの方を購入しました。

生音は甲乙つけがたいものでしたが、プラグイン(アンプにつなげて)音が良かったというのがタカミネを選んだ大きな要因にもなりました。

もちろん、ネックを握った感じのフィーリングや弾きやすさも大事。保障付きであれば、細かい部分に神経質にならずに、まずは「音」を知り、比べてみましょう。

ギターの、弦(コード)を押さえる部分を指板(音階を決める部分はフレット)といいますが、ギターによってはかすかに弧を描いたようになっています。

テキストですと、とてもわかづらいですが、1弦(細い弦)~6弦(太い弦)にかけてヘッド、もしくはボディー側から眺めてみましょう(断面図をみるような感じで)ほんのわずかに歪曲していることがわかると思います。

それを「指板のR(アール)」といいます。

クラシックギターなどのように、まったくフラット(平ら)のものもありますが、エレキギターなどはたいていかすかに歪曲しています。この角度を数値で示しているケースが多いですが、数値だけですと(選ぶのに)とてもわかりづらいですよね。

ですので、各メーカーのギターの特長を把握しておくことが大切です(楽器店などで情報を聞いたり、試し弾きさせてもらったりして)。

また、場合によっては「R」というとネック側(指板の裏側の部分)を示すこともあるかと思いますが、これは「ギターを握った感じ」つまりフィーリングが如実に感じられる部分なのでとても大切です。

このフィーリング次第で上達の良し悪しが決まるので、ネック(指板)の各フレット(ローコード~ハイコード)をすべて触れてみて、試し弾きの時にコードやフレーズの感覚をつかんでみましょう。

フィーリングと音色・・・この2点がギター選びの最重要点になりますので。

yahooオークションを始め、インターネット上では中古の楽器の売買が日常的に行われています。

中古である分、そしてインターネットで手にとって試せない分、トラブルも少なくありませんが、だからこそ数多くの注意点が必要になってきます。

ご覧になっている皆様はどのような点に気をつけていらっしゃるでしょうか。

まず目が行ってしまうのが「商品画像」です。良心的な出品者であれば、あらゆる角度から数多くの画像を掲載しています。そういった点にも注目して頂きたいと思います。見た目(傷の有無・使用感の度合い)は選ぶ上でかなり重要になってきますので。

▽また、ギターの詳細に関しての記述も細かければ細かいほど良いです。

◎弦高(通常は12フレット計測で~ミリという表示が一般的)。

◎ネックの反り具合(逆反り、順反りの有無。いずれにしてもない方が良い)

◎ギターメーカー、商品の詳細や年代など。

◎どの程度メンテナンスをしてあるか、新品の弦に張り替えてあるか否か。

◎良心的な出品者は、音源のサンプルなども掲載してあるのでチェックしてみましょう。

◎発送はどのように梱包してくれるのかも、もれなくチェック。

オークションでの購入に際して、神経質な方や新品具合にこだわるかたは避けておいた方が良いと思います。実際、送付されて開けてみると、期待よりは若干劣るのが普通ですので。

基本的に、オークションでは「ノークレーム・ノーリターン(苦情、返品なし)」というのが前提であるケースがほとんどですので、私個人としてはあまりお薦めはしませんが、「この楽器がこの価格で買えるの!?」というような掘り出し物も中にはあります。そういう時にはダメ元で購入...そういう使い方や心境は大いに理解できます(失敗してもしょうがないと思ってであれば)

実際、知人のミュージシャンの方が一般価格の10分の1の価格でビンテージを手に入れた...ということもありますので。

ある程度知識をつけて購入する...それがオークションでの買い物の楽しみ方なのかもしれません。

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