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クラシックギター弦(ナイロン弦)の種類と選び方

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皆さんこんにちは、今回はギターの弦の選び方についてお話していきます。

特にクラシックギター弦(ナイロン弦)についての種類と選び方についてです。

アコースティックギター(鉄弦)やエレキギター弦の場合は、エクストラライトゲージ・ライトゲージ・ミディアムゲージ・ヘビーゲージ(ヘビーは現在ほとんど流通していない)といった種類に分類され、売られているギターの場合はライトゲージが張られていることが多いです。

この辺の知識は割と広く知られているのですが、クラシックギターの弦の種類に関しては、また異なった名称で分類されるので気をつけておいた方が良いです。

クラシックギターの場合は「~テンション」と表記・分類されていることが一般的で、

「ライトテンション」「ノーマルテンション」「ハードテンション」「エクストラハードテンション」という順に硬くなっていきます。

また、メーカーによっては色で分類されていることが多く、人気の高いダダリオでは、

ライト(オレンジ)、ノーマル(赤)、ハード(青)、エクストラハード(紫)といったようにパッケージ内の文字色でわかりやすくなっております。

もう一方の有名メーカーである、オーガスチンに関してはこちらをご覧ください。

▽ノーマルテンション一例(ダダリオ)


D'Addario(ダダリオ) クラシックギター弦 EJ-45
("Pro Arte"の部分文字の色で弦の硬さが分類されています)

ナイロン弦の場合も、鉄弦の場合と同じように、テンションが硬めになればなるほど音のハリは良くなります。しかし、弦高(弦と指板のすき間)が広めのクラシックギターの場合、押さえづらくなりますので、硬めのテンションはおすすめできません。ノーマルで十分な質が確保できます。

更にナイロン弦の傾向性として、「弦を張り替えてしばらくは、音がなじむまで時間がかかる」ということです。つまり、「張り替えたばかりの際には、音が変わりやすい(チューニングが狂いやすい)」ということになります。

ある程度ひっぱられた状態が続いて落ち着くまでは、それ相応の時間がかかると思っていたほうが良いです。鉄弦(エレキ・アコギ)の場合はすぐに落ち着きますが。

ギターの弦の中で、材質上の理由からか、価格が少したかめのナイロン弦。コスト・質の両面で考えるとダダリオが一番ものもちが良いのでおすすめです。

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