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気になるアーティスト: 2011年5月アーカイブ

NHKのテレビ番組"The songwriters(ザ・ソングラーターズ)"という、佐野元春さんが進行役のものが放映されています。

そこで曽我部恵一さんの回の時に、『会場内のお客さんの書いた詞に曽我部さんが曲をつけていく』というコーナーがありました。

ほんの1分(多くても2分かからない)程度で、曽我部さんは曲をつけていく...聴いていると『これはそのまま曲にしても多くの人に支持されるのではないか?』というくらいの完成度が高さを感じました。

この手法"詞先(詞が先に作られるケース)"なのですが、言葉をその人の中に取り込むことによって、メロディーが生まれ出ていく...

そしてそのメロディーは時として言葉の印象まで変えてしまうくらいの力を持つ...詞を書いたお客さんが『こんな風になるんだ!?』と驚き半分、感動半分で語っていました。

言葉のイメージは人によって異なります。そしてちょっと視野を変えると異なったイメージのものを作り上げることができます。

悲しい詞でもそうでない感じに聴こえ...たり、楽しい詞でも淡々として...いたり。。。とても不思議なものです。

曽我部恵一さん...深いアーティストですヨ。

曽我部恵一~PINK~



Rachelle Ferrell(ラシェル・フェレル)...アメリカの友人から紹介してもらい、youtubeで視聴してみた...ぶっ飛びました(おっと失礼w)

ジャズシンガーとして有名な彼女は、大学でも音楽を教えているのだそうだ(今でもそうなのだろうか?)

日本にもたくさん優秀なアーティスト・シンガーはいるが、彼女の演奏は群を抜いている...もちろん視点を世界に置き換えても、奇跡といっていいパフォーマンスだ。

こういった文化・芸術は好き嫌いが(個人差)あるので、何とも形容し難い部分もあるが、ともあれ下記に添付したyoutube動画は一見の価値はある。

優れたものを聴く...それが自らの感性を高めてくれる...改めて実感した秀逸なものである。





『音楽にジャンルや壁は存在しない』 それを感じさせるエピソード...

先日NHKの番組で、KREVA(クレバ)さんというアーティストがゲスト出演しておりました。

彼はHIPHOPなどのジャンルでの活躍で知られるMCであり、トラックメーカーとしても有名。

その番組中のインタビューの中でこんな質問がありました...

司会者:『今までで一番印象に残った映画は?』

KREVA:『となりのトトロです』(意外!)

更に...

KREVA:『久石譲さんによるサウンドトラックが良いですよね』 なるほど...。

彼のMCの技法は、他の(プロアマ問わず)多くのアーティストにも影響を与えるほどの才能に富んでいます。

私たちが興味をそそられるのは『どのようにしたら、そういった才能が開花されるのか!?』という部分でもあります。

優れたアーティストに多いのは"ジャンルをほとんど意識していない"ということ。可能性(限界)の壁など存在していないということです。

海外のアーティストなどにも(ロック系であっても)『バッハが好きだ』とか『ベートーベンをよく聴く』という話は珍しくない。 『これはいい!』と思った楽曲は、理屈に関係なく心(感性)に届いてくるものです。それを素直に受け入れる感受性(電波)を持ち合せていたいですね。

となりのトトロ サウンドトラック集


音楽家と文学...古来からこの二つは、切っては切れない関係にある。

ベートーベンの"歓喜の歌"は、詩人シラーの"歓喜に寄せる"を元に作られたとされるエピソードは大変有名な話。

アメリカのロック界のボス、ブルース・スプリングスティーンのアルバム"ザ・ゴースト・オブ・トムジョード"は、スタインベックの"怒りの葡萄"をモチーフに作られたという。

日本の音楽界を見てみると、長渕剛は相田みつをを尊敬しているとしているし、浜田省吾はトルストイやサリンジャー、吉野弘などの作家(詩人)を好むという話をインタビュー上でしているし、宇多田ヒカルは自らのホームページで川端康成や夏目漱石、宮沢賢治の詩を好むと記している。

以上、ご紹介したものは、もちろんほんの一部にしかすぎない。

一流アーティストの作品の背景にあるもの...

『優れた作品に触れることで優れた感性が開花される』

そういうことをつくづく認識できるエピソードだ。

浜田省吾が愛してやまない詩人とは。


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