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ギター上達法: 2010年12月アーカイブ

楽器を演奏するようになる前までは、(テレビで)音楽番組を観ていても漠然とした観方になっていたものですが、

いざ自分が楽器を持つようになると(有名無名問わず)『おお!』と食い入るように(テレビなど)観るようになるものですね。

好きなアーティストの演奏なら細かいところまで観るのは普通ですが、そうでないアーティスト(もしくはバックミュージシャン)の演奏もよーく観ることでかなり勉強になります。

特にバックで演奏されている方は、譜面に(基本に)忠実なので、『これから基礎をマスターしたい!』という方には大変参考になります。

『上手くなりたい!』という方や『プロになりたい!』という方にとっては、

『ギターを弾いている時だけが練習ではない』
...ということなのです。

習慣...大事ですよね。

『絶対音感を養うにはもう遅い』

『幼い時にしか音感は養えない』

メディア等で報じられている情報からの固定観念からか、そう思っている方も少なくないようです。

しかし脳トレブームでも感じられるように、

『脳の機能は鍛えるほど発達する』

『低下しないように鍛えたい』

と思ってる方が多いのも実情の一つでもあります。

プロギタリストの押尾コータローさんは、『音叉を持ち歩いて音感を養った』と言います。

音叉はA(ラの音)で作られております。周波数にすると440ヘルツ(中には442ヘルツのものも)。ギターで言うと5弦の部分です。

チューニングをするにしても、5弦から入る方も多いと思います。

『持ち歩くのはちょっと...』

という方は、自宅で手の届くところに置いておき、ちょっとした時間に鳴らして耳にあてる...そういう習慣が音感を生みだすことができます。

完璧にAの音を聞き分けられるようになったら、そこから音を聞き分ける『相対音感』も身につけられるとも言われております。

そうすることで、即興(アドリブによるジャムセッション)なども平易に出来るようになってきます。

音感...ギターのテクニック以外で最も大事な部分とも言えます。

▼音叉(おんさ)

キョーリツ KTF-500 音叉/A-440Hz
キョーリツ KTF-500 音叉/A-440Hz

音楽CDがそれほど売れていない時代...と言われていますが、ライブ・イベントへの動員数は年々増加している昨今。

楽器を演奏する人も、そうでない人も、『ライブ感を味わいたい』というのはいつの時代も共通しているものです。

特に楽器を始めて、

『仲間を増やしたい』
『イベントをやってみたい』

という方は、夏の野外や、クリスマスの季節に行われるライブ・イベントへは積極的に参加したいものです。

中でも『自分が好きなジャンルが演奏されているイベント』へ行ってみると、仲間は自然と増えていくから不思議。

これが"音楽の共感"というのでしょう。

更にこういったライブへと足を運ぶようになって来ると、

『もっと演奏を上手になりたい』
『自分もこういったイベントを主催してみたい』

と思えるようになります。

"家やスタジオから飛び出して外の世界を楽しむ♪"

それこそ音楽の視野の扉を開きます。

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