▼エリック・クラプトンの演奏動画です。まずはこちらをご覧ください。
一般的に、多くの人はギターを弾き始める上で好みが分かれます。ギターのメーカーや型はさておき、
"アコースティックギター派"か"エレキギター派"
といったように...。
いずれにせよ、当然『上手に弾けるようになりたい』と思うものですが、冒頭のクラプトンの演奏にあるように、
"エレキ、アコギ両方とも演奏で使用する"
一流ギタリストが多いことにお気づきでしょうか。
1992年にエリック・クラプトンがアンプラグド~アコースティック・クラプトンをリリース、グラミー賞で7部門を受賞して以来、アコースティックブームが再燃しました。
その影響もあってか、双方のギターを使用するギタリストが急増したのです(プロ・アマ問わず)
アコギを使用すると、エレキに比べ"弦高(弦と指板のすき間)"の間隔があるため、ちょっと弾きづらく感じます。
ですが、その分"正確に弦を押さえることができる"、"正確に弾くことができる"というメリットがあり、エレキに戻った時にとても楽になります。
更にクラシックギター(ガットギター)を使用すると、その差が歴然とします(ちなみにクラプトンはガットギターも使用しておりますね)
次第に両方弾くことに慣れてくると、演奏に幅も出てくるようになってきます。強弱(抑揚・メリハリ)が明確になり、音の表情が豊かに。
『とは言っても、演奏スタイルが大きく異なるのでは?』と思いがちですが、アコギに比べると、エレキは簡単なコード(パワーコード)を使用するため、押さえ方に差がありますが、基本的には大差ありません(※パワーコード:必要な部分だけを押さる、楽な方法)
演奏したいジャンルにもよりますが、技術向上のためには『色んなギターを弾いてみる』ことも必要とも言えます。