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ギター上達法: 2011年2月アーカイブ

先頃、NHKスペシャルでB'zの特集が放映されていました。

その中で、ギタリストの松本孝弘さんが、

『僕に特別な才能があるというわけではなくて、大事なのは"誰にも負けないくらいそれ(ギター)が好き"かどうかっていうこと』

という言葉を述べていました。更に、

『その"好きなものに出合う"というのは偶然に起きること。それを思えば僕は幸運だった』と...

"好きこそものの上手なれ"という古からの言葉がある。

それを更に平たく解釈すると、

"好きだからこそ継続できる、努力できる"という意味にも捉えられる。

教則本や動画でテクニックを追求できるのも、"好きだから"こそ...。

その中(音の中)に想いをどれだけ込められるかで、オンリーワンの音楽や演奏が生まれるのだと感じました。

松本孝弘さんは、先日ラリー・カールトンとの共作によるアルバム作品『TAKE YOUR PICK』でグラミー賞を受賞したギタリスト...その製作現場を観てみると、良いフレーズを生み出すために、何ヶ月もかけてレコーディングを繰り返す...一流ギタリストでさえ、そのくらいの努力を惜しまないのですから、我々もそういった姿勢から学びとりたいものですね。

『プレッシャーのかかる感じはたまりません。僕にとっては最高ですよね。ものすごく苦しいですけど』
メジャーリーグのイチロー選手
(2004年、メジャーリーグの記録達成後の言葉)

緊張、プレッシャー...人前で何かをやろうと思ったり、記録や結果がつきまとうことでは誰もが感じるものです。

それは趣味であろうと、勉強や仕事であろうと同じ事...私たちの人生ではつき物なのかも知れません。むしろ必要なものなのかも?

さて、本題へ移りますが、緊張をすると体は知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっています。

『緊張時には深呼吸が一番』というのは、そういうところから来ています。

また、余計な力も入ってしまうことが多いものです。

ギター、特にアコースティックギターの場合は、『良い音を出そう、正確に弾こう』という意識が働き、(特に)押える方の手に力が入っていることに気づきます。

そんな時は肩を軽く揺すって、(人前で弾く時は)普段より力を抜くように意識をすると(割と上手く)弾くことができます。

そして野外などで弾く場合、指板や弦が乾いていることがよくあります。弾きづらいですよね。

そういった時の為にも、フェルナンデスのレモンオイルを予め指板や弦に(クロスを使って)サッと湿布しておきましょう。

これで緊張(あがり症対策)は万全です。

『ギターのコード"F"ができない』

ギター上達に関して一番多い"Fの悩み"昔も今もよく見聞きします。

Fができないことが理由で、ギターを諦めてしまったり、ベースや他の楽器に転向してしまったり...そういうケースが少なくない。

それではせっかくギターを買ったり、機材を買ったお金と苦労がもったいない^^;

《ギターができる人はFをどうやって克服したか?》

実は(一見)ギターが弾ける人でも、Fをキチンと押えることができるようになるのって、だいぶ後のことなんです。

また、ギターコードを押さえる(右利きであれば)左手の筋肉(筋力)は、普段使わない部分...だからこそ、その動きや力の入れ方が分からないだけなんです。

コードを押さえるというのは"慣れ"です。Fだけにこだわらず、色んな(押えやすい)コードを練習すればギターは楽しくなります♪...ゆえにギターから離れる理由は減ります。

Fコードも、毎日少しだけ練習してみてください...ちゃんとした音は出なくていいです...6つある弦のうちの、どれかが出れば大成長です。

《コードはいい加減に弾く方が上達する!?》

真面目な人ほど、コードの上達は遅いかも知れません。

『このコードを押えられたら、次へ行こう』...それでは拷問です(汗)自分をいじめてはいけません(苦笑)音楽は楽しくないとネ♪

良い加減に押えられたら、他の色んな種類のコードにトライする...すると、手のひらや指がギターに馴染んできます。

この『手がギターに馴染む』ことが一番重要です。テクニックはついてきますから、安心して取り組んでほしいです。

20年以上ギター弾いている私が言うのですから(笑)

動画投稿サイトyoutube、ustream、ニコニコ動画...現在、ネット上に数多くの『個人配信可能なサイト』があります。

中でも音楽系のものは多く、楽器の種類も多岐に渡ります...ギターも、もれなく数えきれないほどの動画がアップされております。

教則系のものもあるので、『動画を通してギターを習得できた』という人も少なくないでしょう。

そしてある程度弾けるようになると、自分の演奏と他人の演奏を比較したくなります。将来プロを目指す方は特にそうかも知れません。

そこで『自分の位置を確認』するのもいいでしょう。

ただ、(心理的に)人間は"自分に対しては甘いもの"。他人には厳しい評価を下す傾向があります。

客観的に観る...ということが大変難しいものです。

昔から言われていることですが、

『あ、自分より上手いな』=自分よりかなり上のレベルにあるということ。

『自分より少し下手だな』=自分と同等のレベルであるということ。

というのが客観的な本当の基準というものだそうです。

インターネットの舞台は世界...自分より上手な人はたくさんいます。

『少しは上達したなぁ』と思っていても、動画で上級者の演奏を観てガッカリということもあるかも知れませんが、そこは謙虚に受け止めて『自分らしい演奏』を心がけていきたいものですね。

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